今日のカンガエル。
人生、誰にでも1度や2度、何かしら自分が抱えている(いた)苦悩や痛みを共感し、それらを分かち合える(た)人から、心救われた経験があるかと思います。
・ ・ ・ ・ ・
近藤雄生さんの著書『遊牧夫婦』、『旅に出よう』を拝読させていただいた出会いの機会がきっかけで、現在発売中の『新潮45「吃音ルポ連載(2)』を拝読。
心を打たれた。
旅に出よう――世界にはいろんな生き方があふれてる (岩波ジュニア新書)
- 作者: 近藤雄生
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: 新書
- 購入: 4人 クリック: 34回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
吃音に関して、基礎知識程度(それ以下かもしれない。。)の浅はか知識のわたしですが、わたしなりに届きました。響きました。
ご参考までにウィキペディアで掲載されている”吃音症”に関しての詳細リンクを貼っておきます。
(※吃音とは→吃音症 - Wikipedia)
近藤さんの記事の文中に登場する、「吃音経験者でもあるST(言語聴覚士)さん」の存在は、吃音を克服しようと日々懸命に向き合っておられる方々にとって、きっと心強い救世主なのでしょうね。
心の歩み寄り方の距離感や見守り方、がんばりすぎている時にブレーキをかけてあげられるタイミングも、STさんご自身も同じように吃音を経験されているからこそ分かる、安心感も信頼もきっと大きいのだろうなとも感じました。
吃音に関して、基礎知識程度のそれ以下かもしれないぐらいの浅はかな知識のわたしが綴る感想の言葉は、どんな言葉を綴っても綴ろうとしても、(気づかぬところで何かしらの誤解や不快感を与えていて)他人事のように聞こえてしまうかもしれません(※不快感を与えてしまっていたら、大変申し訳ありません)が、もっと知りたい、もっと学ばせていただきたい気持ちが高まりました。
「全国大会(吃音ワークショップ)」という存在があることも、記事を通して初めて知りました。
また、ネットの普及の影響もあってか、吃音に関して誤った情報が錯そうしていて、誤った認識や偏った認識が、吃音の形づくりのひとつになってしまっている現実問題も。
正しい情報や知識が、今後広がり周知されていくことを願っております。
わたし自身も誤った認識を誤って吸収していた一人として、気づかせていただきました。今後は正しい情報や知識を吸収したいと思います。
同じくして吃音を自らのチカラで克服された近藤さんの視点で綴られる連載記事の続編を、今後もぜひ拝読したいと思います。期待しております。